僕の取引先の事務所に所属する敏腕映像クリエイター・・・まさか自分がこんな辱めを受ける側になるなんて想

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88分*僕は、女性にモテるタイプじゃない。もうそんなに若く無いし、どちらかと言うと陰キャに区分されがち。じゃあ若い頃はモテたのかと言うと、そんなことは無かった。カメラを首にぶら下げ、コミケがあればコスプレーヤーを撮りに出かけるカメラ小僧って奴だった。趣味が高じて、そのまま映像会社に就職して現在に至る。今でもコミケがあれば、欠かさず出かけている。気に入ったレイヤーの写真は、ブログに載せている。こう見えても僕のブログはファンが多く、アクセス数は多いほうだ。こんな趣味だから、女性から敬遠されるのも自覚している。でも、こればかりは辞められないんだよね。そんな女性に無縁な僕でも、人並みに性欲はある。いや、人一倍あると思う。突然だけど、陰キャの中年男が、好きな女とセックスするコツを知ってるかな?いつものようにカメラを手に街ぶらついていたら、知った顔の女性が視界に入った。彼女は映像クリエイターで、僕が取引している事務所に所属している女性だ。現在の彼女は旅行系の動画配信を行っていて、某動画サイトのショート動画で目にする人も多い事だろう。バズる前の彼女とは、何度か一緒に仕事をさせてもらった事がある。気になったので後をつけてみたら、見知らぬ男性と会っていた。彼女の事務所は、スキャンダルには厳しい事務所だ。と言うのも、以前所属していた彼女とは別のライバーが、ファンの男性との密会をすっぱ抜かれて大炎上した事がある。それ以降、彼女の事務所は男女関係にはとても厳しい。ましてや彼女は、彼氏が居ない事になっている。彼女を付け回して、男性と別れた後で彼女に声をかけた。半ば強引にお茶に誘い、男との密会を目撃したと彼女に言ってみた。彼女は「単なる友達」だと否定していたが、明らかに動揺していた。さて、ここで先ほど書いた伏線を回収する。陰キャの中年男が、好きな女と性行為をするコツを知ってるかな?それは、弱みを握ること。密会の写真や動画をブログに掲載すると言うと、彼女は白旗を上げ完全に降伏。こうなったら、こっちのもの。普段女性に相手にされない僕にとって、久々のご馳走だ。絶対に逃がさない。僕は彼女の腕を引き、公園内にある公衆トイレに連れ込んだ。鍵をかけた瞬間、彼女の表情は固まっていた。そりゃそうだろう。この後どうなるか、彼女にも容易に想像出来ただろうからね。もう一度だけ書くね。陰キャの中年男が、好きな女とセックスするコツは「弱みを握る」こと。この日僕は、もっと強力な弱みを握る事になった。

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